Accessでフォームやレポートを作成し、さらにサブフォームやサブレポートを作成することは多々あるかと思います。クエリやVBAを使うようになると、フォームからサブフォーム上のオブジェクトを参照したり、レポートからサブレポート上のオブジェクトを参照したりする機会が出てきます。
同一フォーム(レポート)上のオブジェクトに対するプロパティの参照方法は、比較的容易に記載することができますが、サブフォーム(サブレポート)上のオブジェクトに対するプロパティの参照方法は記載が複雑になります。
今回は備忘録的に、これらプロパティの参照方法について紹介します。
フォームにおける各種参照方法
①フォームの参照方法: Forms![フォーム名]
②フォーム上にあるオブジェクトの参照方法: Forms![フォーム名]![オブジェクト名]
③フォームの各種プロパティ参照方法: Forms![フォーム名].[プロパティ名]
④フォーム上にあるオブジェクトの各種プロパティ参照方法:
Forms![フォーム名]![オブジェクト名].[プロパティ名]
⑤フォーム上にあるサブフォームの参照方法: Forms![フォーム名]![サブフォーム名].Form
⑥フォーム上にあるサブフォームのオブジェクト参照方法:
Forms![フォーム名]![サブフォーム名].Form![オブジェクト名]

レポートにおける各種参照方法
■レポートの参照方法: Reports![レポート名]
■レポート上にあるオブジェクトの参照方法: Reports![レポート名]![オブジェクト名]
■レポートの各種プロパティ参照方法: Reports![レポート名].[プロパティ名]
■レポート上にあるオブジェクトの各種プロパティ参照方法:
Reports![レポート名]![オブジェクト名].[プロパティ名]
■レポート上にあるサブレポートの参照方法: Reports![レポート名]![サブレポート名].Report
■レポート上にあるサブレポートのオブジェクト参照方法:
Reports![レポート名]![サブレポート名].Report![オブジェクト名]

まとめ
今回はフォーム及びレポートにおける参照先の方法について紹介をしました。クエリやVBA等を用いて対象のオブジェクトに対して自動処理をする際に、上述の参照先を記載する機会が多々ありますので、本記事を備忘録として活用していただければと思います。
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